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加城歩研究生の膵癌早期診断(apoA2-isoforms)の論文がJournal of Gastroenterologyに掲載されました

加城歩研究生の膵癌早期診断(apoA2-isoforms)の論文がJournal of Gastroenterologyに掲載されました。

当教室では以前より、膵がんやそのリスク疾患でapolipoprotein A2 (apoA2) 2量体のC末端アミノ酸が健常者と比較して特徴的に切断を受けることを発見し、apoA2-isoforms (apoA2-i)と名付け、膵がんの血液バイオマーカー候補であることを報告してきました。

今回応募する研究発表は、体外診断用医薬品(in vitro diagnostics; IVD)である、apoA2-i検査キットを用いた臨床性能試験結果の論文です。

本結果に基づき、apoA2-iは膵がんの診断を補助する体外診断用医薬品として、厚生労働省から薬事承認を受けました。

今年からapoA2-iは膵がん診断補助のための体外診断用医薬品として臨床利用が可能になります。

https://link.springer.com/article/10.1007/s00535-023-02072-w